宇部市在住書家『池田知穂』公式ブログサイト
7月 2日(水)
「生」という字。 玄游会では子供の部に想像力と感性を養うコーナーというのがあって4年生以上
の子供に甲骨文字から自分でイメージを膨らませて書く、部門がある。
これは地面から草や木がはえ出た様子をイメージしたもの、子供の作品に比べると私のは
ちょっと考えすぎた作品になった。
自分で工夫して書くのが前提なので正直言って、指導には骨が折れる。それでも今日の4年生は
めずらしさも加わって、これが地面、これが草の芽などと空想しながら結構楽しんだ様子。
私達にとってこの想像力は大切。スポーツでも勝利をイメージして気持ちを高めると言うし
絵を描いても、音楽でも表現しようとするものが景色として浮かんでこなければダメだ。
ペコママさん、仕事をしながらよく頑張っているじゃあないですか、何歳になっても脳は鍛えれば
進化するんだそうですよ、お互いにファイト!!
6月 30日(月)
何だか可愛そうというか間抜けな「貧」となった。
膝を悪くして1年あまり、今も悪い。肩こりはいつものことで右は特にシクシクと鈍痛がする
さらに時間もなけりゃあお金もない...口を開けば愚痴のオンパレードである。私も含めて
こんな人はまわりにたくさんいる。何かといえば不平不満。
論語では「貧しくして怨み無きは難し」つまりお金が無くても愚痴らないことは難しい。
愚痴を言わず人のせいにせず、社会を怨まず修行の場と受け入れてしまえば心が豊かになると
言っている。反省するなぁ...
6月 29日(日)
美しい夕焼けに見とれていると、向こうの橋の上に女の人が立ち止まって夕焼けを
見つめている。何か物思いにふける瞳は美しく、夕焼け色に輝いて...
小5の子供の俳句とは思えない味わい深い句だ、そこから思わず上記のような風景が
浮かんできた。作品作りには景色が必要と言われるが、何でも同じだなと思う。俳句にも
その中にストーリーというか風景が見えてくるものに惹きつけられる。
今日は社中錬成会、検定試験という目前の目標があるので、みなさん燃えました!
6月 27日(金)
先日秋葉原で起きた惨殺事件、重症を負いながらも一命をとりとめやっと元気になられた方の
インタビューをテレビで見た。「犯人に対して憎いとは思えない、かわいそうだと思う。」との
コメント、信じられない、私だったら生涯かけて償ってほしいとか憎しみのほうが先にたつと思う。
「社会とか周囲のせいにしているが、結局は彼は自分に負けたんだ。とも言っていた。
その部分だけは同じ意見だ、色々なやんでも迷っても最後は自分と正面から向き合えるか
どうかだと思う、自分に勝たなければ前へ進めない。
6月 26日(木)
人生色々...どこかで聞いたような言葉だが、このところ色々あってストレスは溜まるばかり。
生きている以上何らかのストレスはあって当たり前だが...頭が痛い。
可愛い子供の俳句、「ありさんがぼくをみていたまるいめで」ちっちゃな蟻を見つめる子供の様子
を想像してしばし現実を忘れる。
ところで今日はメデタイ誕生日、確認するのもいやだけど56歳だ。無理やり若くみせる必要は
ないが、生き生きしていたいとは思う。健康でいる為に毎朝のストレッチは欠かさず、食事は
腹八分、しぶとく長生きするぞ!書いているうちに何だか元気になった、単純な私。
6月 25日(水)
先日桂雪先生のお宅で出版予定「塊」の原画ならぬ原作品を見せてもらった。バライティに
富んだ作品に息をのむ。中には絵を添えたものもあり楽しい、先生の絵には余計なものはなく
ひと筆書きのようなのが多い。白い紙に緑と青が混じったような色味の線が一本、可愛い目が
ちょこんと二つ、これが鮎に見えるから不思議ですばらしい。紙も一枚ものが多いので
失敗したらどうするのかと尋ねると、一心に念じて書くとのことだった。
一心に念じる...これこそ作品にいのちを吹き込む極意か...
目指す道は限りなく深く遠い!考えただけでもめまいがする。