宇部市在住書家『池田知穂』公式ブログサイト
8月 9日(土)
昨日は昼も夜も大人の教室、皆さんの口からもれるのは「暑い、忙しい、疲れた!」の三拍子。
私だけじゃない、子育てに親の介護、夫の世話などなど女はたいへんなのだ!それで...
次に出るのが「書けません。」いやー!こんなときだからこそわずかな時間筆を持つと涙がでる程
嬉しいはず...(大袈裟か!)でも筆を持つ贅沢な時間を楽しみましょうよ、と思うのだけど...
「あと一枚、あと一枚が紙のムダ!」ではなくて「あと一枚、あと一枚できっと花は開く」だぞ。
8月 6日(水)
暑さと忙しさにダウンです。
もっとも私だけじゃあない、今日も教室で小学生が「暑いし疲れている!」なんて子供とは
思えないご発言。そうね、みんな疲れているよね元気だそう!と自分にも言い聞かせた。
桂雪先生の教室で書仲間のHさんより疲れているでしょ、これでも聴いてと井上陽水とサザンの
CDを頂いた。帰りは例によって一区間だけの高速道路、心地よく音楽が耳から脳へ入ってきた
ことは言うまでもない、Hさんありがとう!
臨書は作品とは違うが心を落ち着けるには最適だと思う、今日は呉昌碩を書いた。
8月 3日(日)
暑い!と言えば涼しくなるわけでもないのにやはりついアツイといってしまう。
昔、今は亡き父が私達の「暑い!暑い!」に対して「夏は暑いに決まっとる、バカモン!」と一喝
していたのを懐かしく思い出す。そしてこの暑さをより増すのが例年より元気に聞こえる蝉の声。
朝から本当に降るように蝉しぐれが...あーあつい!
暑い一日、桂雪先生門下で錬成会、私もしっかり汗を流して足も腰もヘロヘロ(こんな言葉が
あったかどうか?)
師の一言「書く側が楽しく書かないと、見る側が楽しいわけがない」まさに名言であります!
8月 1日(金)
人は十人十色(色んな性格の人がいる)自分と性格や価値観は同じという人はまずいない。
書道教室の看板を掲げていると色んな人に接する、当然人間だから性格の合う人合わない人
様々である。大勢の人を束ねると言ったらちょっと大袈裟だが、その為には人間の器が大きく
ないといずれ破綻をまねく。赤も青も黄も緑もまるでごった煮のように色んな人を受け入れる
大器を目指したい...と小さな自分にカツを入れる。心も日々精進しないと...
「大道無門」大道には出入り自由で門が無い。器の大きい人間は清濁あわせて受け入れる
ことができる。
7月 31日(木)
「道がつづら折りになって...」川端康成の伊豆の踊子の冒頭部分だ。
なんというのか、いわゆる名作とか名品とか言われ長い時間をかけて現代に受け継がれた
ものには気品、風格、なんだかわからないがいわゆるオーラがある。書も当然同じ、書は人なり
というがまさにその通り。うまく書いてやろうとか技をひけらかすものはスケールが小さい。
NHKの朝のドラマは今ダンスがテーマの物語だけど、ダンスは困難があっても踊りたいという
気持ちがその困難を乗り越えたとき素晴らしい踊りができる、と言う風なことをいっていた。
踊り手のすべてが出るんだとも言っていた。何の道も同じだなぁ...
この文章を使って作品を作る準備をしているが、康成の文に負けないよう無心で書きたい。
7月 29日(火)
昨日は午前と午後の教室の合い間をぬって慌しく曽木先生の告別式へ行った。葬儀は整然と
予定通り1時間で出棺、あっけないものだ。これであの優しく穏やかな先生の姿にも声にも
接することはない...人間の一生はオギャーと生まれた瞬間からひたすら死に向かって歩くと
いうが、なんともいえない気分だった。
変って今日、車から見た夏の空は生命感溢れる真っ青な空に入道雲、濃い緑の木々の色に
元気づけられ、自分は生きていることを実感した、頑張るぞ!