宇部市在住書家『池田知穂』公式ブログサイト
10月 19日(日)
久しぶりの休日、午後から夏以来?散らかったままで足の踏み場もない私の小さな部屋を
片付けることに...なんとなく始めたらこれがたいへんなことになってしまい、夜までかかって
しまった。出したところへその都度戻せば、これ程物が散乱することもないだろうにと反省
しながら、懐かしい昔の自分の作品などともご対面。昔を思い出しながらの作業は結構
手間と時間のかかるものだ。
今はなんとか片付いた部屋で気持ちよく深まる秋の夜を満喫。
「こほろぎに鳴かれてばかり」山頭火の句。
10月 18日(土)
玄游書展では多くの人に会った。
子供の展示場でおばあちゃんとお孫さんの二人づれ、象形文字を見て「何だこりゃあ?」
みたいな会話が耳に入る。知らない人なので一瞬考えたがせっかくなのでと声をかけ象形文字の
説明をするとえらく感心して「面白い!」と言ってくれた。「この子の姉が習っているのですよ。」
と話しながら歩いていくと、習っているという子供はなんと私の弟子だった。
双方にとって嬉しい偶然の出会いだった。「笑う門には福...」というがいつも顔も心も笑顔、
暖かい気持ちでいることの大切さを実感した出来事だった。
心の顔、「心顔」と書いてみた。
10月 17日(金)
若い弟子が結婚した。
共稼ぎで毎日がたいへんのようだが、若い二人のこと、手を取り合って乗り越えてくれることを
信じている。人生は幸せなときばかりではない、というよりむしろ苦しいときや困難なときのほうが
多いかもしれない。
「泣いているきみが好きだ」谷川俊太郎の詩、「笑っているきみと同じくらい」と詩は続く。
お互いが全てを受け入れる大きな心を育てて成長してほしいと願っている。
10月 15日(水)
玄游書展も無事終わり、通常の生活に戻る。
水曜日は小野田の桂雪先生の教室へ通う。習い事は休まないことが原則と思っているので
入門以来皆勤だ。夕方車を走らせて小野田(西)へ向うと、特に今の季節は毎週空の様子が
変り、秋の深まりを肌で感じる。今日は美しい夕焼けの西の空に一番星!教室が終わって
夜空を見上げるとくっきりと満月!
ちょっと得したような、豊かな気分だったことはいうまでもない。
10月 12日(日)
玄游書展も2日目を終え、残すはあと1日のみとなった。明日は子供達の表彰式もある。
連日多くの皆さんに会って刺激的な毎日で肉体的疲労はあるものの嬉しい疲れというべきかな。
今回の私の出品作は磨ってからやや時間をおいた「宿墨」というものを使ったので、見たひとから
質問が多かった。墨は煤とニカワでできているが、摩り下ろした瞬間から刻々と変化をする。
墨の色合い、にじみ方が微妙に変ってくるのだ。
墨のふしぎに魅せられ楽しんでいるというか、苦しんでいるというか、まだまだ発展途上の?
56歳である。
10月 9日(木)
バレエの草刈民代さんが引退するという。バレエなんて全くの門外漢の私だが映画
シャルウィダンスでの凛とした美しい姿は印象的だった。
何の仕事も同じだが特に自分の肉体を使って表現するものだけに日ごろからの健康管理は
並外れてすごかった(以前テレビで見た)。理由は解らないが誰も生涯現役とはいかない。
皆いつかは通る道...
私は教室では「90過ぎても教室やるからね!」と豪語するがそんなのムリムリ。大好きな大字も
いつかはきっと書けなくなる。
一番大切なことは筆を持つことが楽しいよって後に続く人たちへ繋げていくことかも...とこの頃
思ったりする。
明日は玄游書展の準備!11・12・13日書展会場(山陽小野田市民館)で多くの人に会える
ことを楽しみにしています。