宇部市在住書家『池田知穂』公式ブログサイト
7月 1日(水)
「気はつかわんでええ(つかわなくて良い)、心をつかえ」 昨日聞いた言葉。
エーッ! 気配りとか気が利くとか言うけど、必要ないの?いやいやもっと奥が深いのだ。
ここで言っている気とは、うわべだけの配慮と言い換えたらちょっと理解できる気がする。
相手がどんな気持ちかを考えたら(というか想像したら)、おのずと自分の行動が決まるものだ。
私は主に教室を通してだが、多くの人と接するので、しっかり心にとめておきたい言葉だ。
心で接すれば、どんな人とも分かり合える。
6月 30日(火)
今日、ひとつのことに半生を捧げた人とお話をする機会があった。
私の人生実は自慢じゃないが、波乱万丈!たいへん濃厚な経験のオンパレードなのだが
彼女も幼児教育に情熱をそそいだ、山有り谷有りの道のりのようだった。人を育てる(というより
自分が育てられている)ということの根本を見た気がした。
人は自分とは違う視野や考えを持っているから、人との出会いからは新鮮な刺激を受け
成長できる。年齢には関係なく!である。
「我逢人」我人と逢うなりと読み、意味は人と人との出会いの大切さをいう。
6月 29日(月)
今日は期待通りというか...なんと!どしゃぶりの雨。
その雨のなか小野田へ行き玄游会本部にて、照濤会長と共に「書家のブログ」というテーマで
毎日新聞の取材を受けた。新聞社の方曰く、私のそれは日常というか生活観溢れるものだとの
ことだった。昔女流俳人で、別に書斎はなくとも、台所で包丁を持ちながらでも、掃除をしながら
でも俳句を作ると言った人の話を聞いて、「私もそうなりたい!」と共感したものだ。
生活の中に普通に書がある、というスタンスが好き!...というか、生涯これを貫くつもり。
「雨ふるふるさとは、はだしで歩く」 山頭火の句 ふるさとの雨を裸の心で感じたかったのか?
それにしても限りなくイメージの膨らむ俳句だ。
6月 28日(日)
午前中は小野田本部にて、玄游展(10月)の係の打合せ。
午後は倉庫の掃除、明日から倉庫に棚を作ってもらう予定なのだ。普段とちがった体の動き
で大いに疲れた。
古いものを処分するのは勇気と思い切り!なんでも捨てる派は私、慎重に取っておこう派は夫。
あーだ、こーだ言いながら何とか折り合いをつける。正反対の性格だが微妙のバランス?
「幽明」とは、明と暗、有形と無形などの対比に使う言葉。
今急に雨がザーッと降ってきた、明日は雨の天気予報、梅雨とは名ばかりの少雨で明日はこそ
期待できそうだな。
6月 26日(金)
今日は誕生日...別に変わりなく普通な1日、家にいる日中は筆をとり、夜は神原の教室で
指導した。57歳!という年齢にもはやあたふたもせず、といったところだ。
このブログは10月で4年になる。当初は自分を表現したいなどと思ったが、そんな高い次元
とは微妙に軌道は移り、自分で自分を励ます場となっている。
まあ、それでもいいか...もはやねじりハチマキで頑張らずともいいのではないかと思う。
でも日々色んな試練はあるぞ。 徳川 家康の名言を思い出す。
「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくが如し、いそぐべからず」
じっくりと一歩一歩、歩いていこう、悟っておりまーすっ!
6月 24日(水)
「長生安楽富貴尊栄」 安楽に豊かに長生きすると言う意味
30年近く前の夏、玄游展に初出品したときの言葉だ。桂雪先生に師事してまだ2ヶ月、誘われて
わけもわからず、必死で書いた言葉、忘れようにも忘れられない程頭にこびりついている。
今夜小野田の教室で仲間内の話、初めて書いた作品がすごく下手でね...なんて話になって
私も初心のころを思い出す、墨すりはもちろん!夫がせっせとやってくれたことも懐かしい。
初学の頃の作品は、誤字もあったりまさに迷品?なのだがその頃のすごく一生懸命な自分が
はっきりと見え可愛くてまさに宝物だと思う。